野村 基雄　Nomura Motoo
京都大学大学院医学部研究科 頭頸部腫瘍先進治療学講座,京都大学医学部附属病院 腫瘍内科

【視聴者へのメッセージ】
今回のBest of ESMO 2024は、例年の5領域(呼吸器、乳腺、消化器、泌尿器、婦人科)のほかに頭頸部領域と皮膚領域を加え、より幅広い領域で解説いただきます。標準治療を変える臨床試験や、他癌腫と同様に注目されております免疫療法の臨床試験を中心に選出いたしました。注目演題の発表とdiscussionを、頭頸部腫瘍のエキスパートである清田先生よりわかりやすく解説いただきます。また、今年は新たな試みとして、皆様よりいただいたご質問を演者の先生に回答いただくsessionを準備しております。ぜひ多くの先生方にご視聴いただき、ご質問いただければと存じます。

【ご略歴】
2005年3月　関西医科大学卒業
2005年4月　関西医科大学 研修医
2007年4月　関西医科大学大学院放射線科（2011年3月まで）
2009年4月　愛知県がんセンター中央病院放射線治療科 レジデント
2011年4月　関西医科大学放射線治療科 助教
2012年4月　済生会野江病院放射線治療科 医員
2013年4月　愛知県がんセンター中央病院薬物療法部 シニアレジデント
2015年4月　京都大学医学部附属病院腫瘍内科 医員
2019年4月　京都大学医学部附属病院腫瘍内科 院内助教
2020年4月　京都大学医学部附属病院腫瘍内科 特定助教
2024年2月　京都大学大学院医学部研究科 頭頸部腫瘍先進治療学講座 特定講師

清田 尚臣　Kiyota Naomi
神戸大学医学部附属病院 腫瘍センター

【視聴者へのメッセージ】
近年のオンコロジー領域の進歩の速度は年々加速しており、以前であれば年に1回のASCO annual meetingで十分な情報が得られましたが、現在では1年毎の知識のアップデートでは間に合わなくなっています。そのような中でESMO Congressの果たす役割は非常に大きくなっています。今回、私は頭頸部がんと悪性黒色腫の領域で興味深い演題をピックアップして議論したいと思います。是非多くの方に視聴頂ければと思います。

【ご略歴】
1999年3月　神戸大学医学部医学科卒業
1999年5月　大阪府済生会中津病院内科系研修医
2004年6月　大阪府済生会中津病院消化器内科医員
2005年4月　国立がんセンター東病院消化器内科 がん専門修練医
2008年4月　神戸大学医学部附属病院 腫瘍内科 特定助教
2017年4月　神戸大学医学部附属病院腫瘍センター 特命准教授
2020年7月　同腫瘍センター／腫瘍・血液内科 特命准教授／診療科長補佐
現在に至る