松本 光史　Koji Matsumoto
兵庫県立がんセンター 腫瘍内科・遺伝診療科・研究部・外来化学療法センター

【視聴者へのメッセージ】
今回のESMO 乳腺領域では、15題がLBAとして発表されます。KN522のOS結果(Presidential)や、術前のケモフリー、運動などかなりバラエティに富む内容から厳選した6題を選択予定です。
婦人科領域では、6題がLBAとして発表されます。今回は昨年と異なりネガティヴな結果が多いですが、考えるところの多い試験が含まれています。どちらの領域とも、皆様と情報を共有したうえで議論する機会になれば幸いです。

【ご略歴】
1999年　京都府立医科大学医学部医学科卒業
2001年　国立がんセンター中央病院内科レジデント
2004年　同病院 乳腺・腫瘍内科チーフレジデント
2006年　兵庫県立がんセンター腫瘍内科 科長・外来化学療法センター 副センター長
2024年　腫瘍内科 部長・研究部 部長・遺伝診療科 科長・外来化学療法センター センター長
現在に至る

西川 忠曉　Nishikawa Tadaaki
東京慈恵会医科大学 産婦人科学講座

【視聴者へのメッセージ】
その罹患数、死亡数から、薬剤開発において他のがん腫に比べ、後塵を拝することが多い婦人科がんですが、最近ではPARP阻害薬や抗体薬物複合体等を用いた特徴のある開発が急速に進んできています。とくに子宮体癌領域では、様々な免疫チェックポイント阻害薬の1st lineにおける実装、分子遺伝学的分類に基づいたprecision medicineの実装などが進みつつあり、その進捗からは目が離せません。

【ご略歴】
2006年3月　広島大学医学部医学科 卒業
2006年4月　広島市立広島市民病院 初期研修医
2008年4月　広島市立広島市民病院 産婦人科 レジデント
2010年10月　埼玉医科大学国際医療センター 婦人科腫瘍科 レジデント
2015年4月　国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 がん専門修練医
2017年4月　埼玉医科大学国際医療センター 婦人科腫瘍科 助教
2019年4月　国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 医員
2021年4月　国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科 医員
2023年10月　国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科 医長
2024年4月　東京慈恵会医科大学 産婦人科学講座 講師／診療医長
現在に至る