司会 | |
---|---|
大場 彬博 Ohba Akihiro
静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 【視聴者へのメッセージ】 肝胆膵がんはいずれも予後不良で、他がん種に比べて治療選択肢が少なく、治療開発の成功割合も低いがん種といえます。一方で近年は、ESMOやASCOなどの主要学会でポジティブな結果が報告されることも増えています。肝がんでは複合免疫療法の複数のレジメンが確立してきており、さらに関心は補助療法や局所療法との併用療法に拡大しています。膵がんでは未だ細胞障害性抗がん薬が主体であるものの、最適レジメンの探求や周術期での検討が続いています。本年ESMOでもこれらのテーマについて口演が予定されており、結果の解釈や今後の開発の方向性について検討したいと思います。 【ご略歴】 2010年 浜松医科大学医学部卒業 2010年 秦野赤十字病院 研修医 2012年 けいゆう病院消化器内科 医員 2014年 国立がん研究センター中央病院内科 レジデント 2017年 国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科 がん専門修練医 2019年 国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科 医員 2024年 静岡県立静岡がんセンター消化器内科 医長 |
|
詳細を非表示にする
|
講師 | |
---|---|
梅本 久美子 Umemoto Kumiko
聖マリアンナ医科大学 臨床腫瘍学講座 【視聴者へのメッセージ】 肝胆膵癌は未だ予後不良、治療選択肢の少ないがん種として認識されがちですが、肝細胞癌の治療の選択肢の増加、胆道癌に対する免疫チェックポイント阻害薬・標的遺伝子に対する薬剤の承認、膵癌の周術期や進行期の治療開発などがあり、予後は少しずつ期待できるようになってきています。今回のESMOの演題でも重要な演題が多く、各試験の興味深いポイントを踏まえながらご紹介できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 【ご略歴】 2009年 大分大学医学部卒業 2009年 国立国際医療研究センター病院 初期研修医 2011年 国立国際医療研究センター病院消化器内科 後期研修医 2014年 国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科 正規レジデント 2015年-2019年 順天堂大学大学院 最先端がん臨床研究コース 博士課程 2017年 国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科 肝胆膵内科 がん専門修練医 2019年 聖マリアンナ医科大学 臨床腫瘍学講座 助教 2021年 聖マリアンナ医科大学 臨床腫瘍学講座 講師 現在に至る |
|
詳細を非表示にする
|