演題発表に関連し、開示すべきCOI 関係にある企業・組織および団体等はありません。
略歴
1978年関西(かんせい)学院大学社会学部卒。
同社会学研究科修士課程修了後、
1980年よりカナダ政府給費留学生としてトロント大学大学院に留学。
MSW(マスター・オブ・ソーシャルワーク)
ならびにPh.D.(ドクター・オブ・フィロソフィー)修得。
1986年より関西学院大学社会学部専任講師・助教授・教授を経て
2001年4月より現職。
専門は福祉防災学・家族研究・市民社会論。
とくに大災害からの長期的な生活復興過程の解明や、
災害時の要配慮者支援のあり方など、社会現象としての災害に対する防災学を研究。
1995年1月の阪神・淡路大震災時には、関西学院救援ボランティア委員会を組織し、
約3ヶ月間で延べ7,500名の学生ボランティアのマネジメントにあたった。
1997年から2005年まで被災者復興支援会議・同会議Ⅱ・Ⅲメンバーとして
被災者の自立支援を目的とした被災者・支援者との直接対話や、
生活復興に向けた政策・施策の提言活動を続けた。
2011年3月の東日本大震災時は、直後より宮城県名取市に入り、
長期的な生活再建支援に関わった。
また、東北福祉大学や仙台市、仙台市障害者福祉協会と共同で、
障害のある仙台市民の被災から復旧・復興における生活課題の解明と
具体の支援のあり方に関する研究に取り組んだ。
2005(平成17)年度兵庫県功労者表彰(震災復興部門)
2018(平成30)年度尼崎市自治功労者表彰(2006年~17年度尼崎市男女共同参画審議会長)
2018(平成30)年国際社会学会(ISA)災害社会部会(RC39)Charles E. Fritz Award for Career Achievements in the Social Science Disaster Area(Fritz賞)受賞
2020(令和 2)年防災功労者防災担当大臣表彰(個人、防災体制の整備)