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今年度の放射線生物学セミナーを開催するにあたりまして、担当チームを代表して世話人からご挨拶申し上げます。
本セミナーの特徴は、放射線治療の科学的基盤となる放射線生物学を共通の対象領域としながら、毎年特色のある企画がなされていることかと思いますが、今回はがんの集学的治療における放射線生物学をテーマとして、過去・現在・未来におけるがん医療に、この領域がどのように貢献するのかをご紹介したいと思います。
今や、がん精密医療あるいはプレシジョン医療という言葉も当たり前のように使われる時代になりましたが、それは近年急速に拡大しているがんゲノム医療のみを意味するものではありません。その治療の拠り所となる科学的根拠の多くは、20世紀半ばから大きく発展した放射線生物学が解き明かした純粋な生命活動の基本原理に基づくものです。
このような物事の本質的な理解なくして、社会が期待するがん治療のこれからの大きな躍進はありえないと思います。今回のセミナーでは、放射線生物学の歩みを広い視点から俯瞰することによって、放射線科学がリードする新しい医療の礎をご理解いただければ幸いです。
世話人 宮川 清 (東京大学大学院医学系研究科 疾患生命工学センター)
期 間:2023年2月18日(土)~3月31日(金)
形 式:WEB開催
オンデマンド配信:2023年2月28日(金)~2023年3月31日(金)
定 員:約200名 ※参加登録受付は終了いたしました。
参加費:JASTRO会員 8,000円
JASTRO非会員 10,000円
前期(初期)研修医 5,000円
学部学生 無料
主 催:日本放射線腫瘍学会教育委員会 日本放射線腫瘍学会生物部会
テーマ:集学的がん治療における放射線生物学
世話人:宮川 清 (東京大学大学院医学系研究科 疾患生命工学センター)
※参加登録受付は終了いたしました。
登録開始:2022年12月1日(木)~1月31日(火)
申込が完了すると緑色に変わります。
※当初予定しておりました「日本専門医機構 領域講習1単位」ですが、
今回は設定無しに変更となりました。
なお、下記単位に関しては予定どおり設定させて頂きます。
日本医学放射線学会認定参加単位 ー 3単位
医学物理士認定機構認定参加(コードI) ー 3単位
日本専門医機構認定参加単位 ー 1単位
日本放射線治療専門放射線技師認定機構認定単位 ー 1単位
(個別認定イベント)
※【各種認定参加単位申請用参加証明書】の付与をご希望の場合は
必ず2/18(土)のセミナー当日(ライブ配信)にご参加ください。
視聴履歴を確認後、別途郵送させていただきます。
【午前】進行:宮川清・細谷紀子
10:00~10:05 開会の挨拶 JASTRO教育委員会委員長
「放射線生物学を理解するための基本」 内田 伸恵 (JASTRO 教育委員会委員長)
10:05~10:40 英文定義から学ぶ放射線細胞死 森田 明典(徳島大学)
10:40~11:10 細胞シグナル伝達系 榎本 敦(東京大学)
11:10~12:10 DNA損傷応答と細胞周期 松本 義久(東京工業大学)
12:10~13:00 (昼休憩)
【午後】進行:宮川清・細谷紀子
「放射線治療の発展に貢献する生物学」
13:00~13:35 放射線誘導がん免疫応答と免疫放射線治療 鈴木 義行(福島県立医科大学)
13:35~14:10 腫瘍低酸素と放射線抵抗性 原田 浩(京都大学)
14:10~14:20 (昼休憩)
「がん集学的治療における放射線生物学」
14:20~14:55 がんゲノム医療 宮川 清(東京大学)
14:55~15:30 放射線感受性の遺伝的背景 松浦 伸也(広島大学)
15:30~16:10 DNA修復を標的としたがん治療 細谷 紀子(東京大学)
16:10~16:15 閉会の挨拶 三浦 雅彦(JASTRO生物部会部会長)
こちらよりダウンロードいただけます。
こちらよりご確認ください。
※各種認定参加単位用の参加証明書は視聴履歴を確認後、別途郵送させていただきます。
運営事務局
第13回放射線生物学セミナー事務局
株式会社サンプラネット メディカルコンベンション事業部
E-mail:bio-seminar13@sunpla-mcv.com
営業時間: 10:00~17:00(土・日・祝祭日を除く)