Best of ASCO® 2025 in Japan

開催期間:
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本イベントの概要

               

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開催概要 参加費について 広告協賛 アンケート 資料ダウンロード ライブ配信 オンデマンド配信
2025年の見どころ メタバース

開催にあたって

臨床腫瘍医および臨床腫瘍医をめざす医師、がん医療にかかわる医療関係者を対象に、JSMOとASCOが臨床腫瘍学および癌治療の最新情報を得るための教育コースを開催します。
この教育コースでは、2025年ASCO年次総会にて発表される重要なトピックスをBest of ASCOとして、臨床腫瘍医のエキスパートがレビューして討論を行うというユニークな教育プログラムです。なお、今年は新たな取り組みとして、自由に交流ができるメタバース空間「BoAラウンジ」企画も行う予定です。2025年ASCO年次総会に出席される予定の先生も、出席されない先生も奮ってご参加ください。

■プログラムはこちら(※6/13(金)更新)

■共催セミナーのプログラムはこちら

開催方法

BOAJ2025は,昨年同様,WEB開催(動画配信・LIVE配信併用)いたします。
会期中のLIVE配信では,講義動画のご視聴並びに演題に対するディスカッションをおこなます。

なお,講義はこれまでは動画配信でお届けしていましたが,
今年から,参加者の皆さまにより臨場感をお楽しみ頂くことを目指して,
ディスカッションとともに講義自体もライブ配信することになりました。
もちろん当日の配信内容は会期後2週間オンデマンドでお楽しみいただけます。

 また,がん薬物療法専門医資格更新のための単位(10単位)は,
ライブ視聴,オンデマンド視聴にかかわらず,聴講記録が確認できた方に付与します。
Q&Aのディスカッション部分もオンデマンド配信期間中にご視聴いただくことが可能です!

オンデマンド配信期間:7月18日(金)10:00~8月1日(金)23:59まで

参加費について

<期 間>2025年5月7日(水)10:00 ~ 6月27日(金)23:59 

JSMO会員 22,000円(税込)
JSMO賛助・ASCO会員 22,000円(税込)
非会員 39,000円(税込)
後期研修医(会員に限る) 無料
医学生・初期研修医 無料
新専門医(2025/4/1認定) 無料

*後期研修医で非会員の方は無料参加ご希望の場合、こちらから入会手続きの上お申込みください。
*賛助会員様は、1社につき5名まで「JSMO賛助」枠でのお申込みが可能です。
申し込み画面で、「JSMO賛助・ASCO会員」をご選択の上、お手続きください。
*領収書はメディカルプライムのマイページの参加イベントからご発行いただけます。

受講証明書・単位付与

がん薬物療法専門医資格更新のための単位(10単位)は,ライブ視聴,オンデマンド視聴にかかわらず,聴講記録が確認できた方に付与いたします。

申請期間:7月31日(木) 23:59まで

単位付与期間:7月24日(木)までに視聴された方(ライブ配信視聴者も含む)… 7月25日(金)付与(予定)

それ以降に視聴された方…視聴日の翌日以降に付与(予定)

2025年の見どころ(右にスクロールしてご覧ください)

肺がん領域においてPlenary Sessionでの発表はありませんでしたが、Oral Abstract Sessionでいくつか注目すべき演題が発表されました。 小細胞肺がんでは2次治療としてタルラタマブが新規標準治療となる報告が行われました。 OSのハザード比が0.60という驚異的な結果であり、標準治療として導入されることは確実ですが、サイトカイン放出症候群などの有害事象管理が今後の臨床課題になりそうです。 非小細胞肺がんでは術前療法としてのニボルマブ+化学療法、EGFR変異陽性患者に対する初回治療耐性後の治療戦略に関して有望な結果が示されており、今後の日本での展望も交えてディスカッションをしたいと思います。

今年の脳腫瘍の2演題は、グリオーマと転移性脳腫瘍に関するものです。グリオーマは、CATNON試験というGr.3の星細胞腫に対する治療法を調べた試験で、膠芽腫と同様にテモゾロミドの有効性が示されました。転移性脳腫瘍は、5–20個の脳転移に対する放射線治療の比較試験で、海馬を保護した全脳照射に対し定位照射の有用性が示されました。どちらも明日からの臨床に役立つ知見と思いますので、ぜひご覧ください。

BOAJ2025乳がんではMetastaticで2セッション行います。ASCENT-04試験、DESTINY Breast-09試験を名古屋市立大学能澤先生に、SERENA-6試験(Plenary)、VERITAC-2試験を愛知県がんセンター原先生に解説いただきます。いずれも明日からの臨床が変わる超重要演題です。奮ってご参加ください。

今年のASCO婦人科の1番の目玉は、糖質コルチコイド受容体阻害薬relacolirantを、プラチナ抵抗性卵巣癌に対するnab-PTXへの上乗せとして検証するROSSELA試験です。会場での拍手喝采と同日LANCETの興奮をお届けします。もう一つは長年続く進行卵巣癌に対する初回治療におけるPDS vs NAC-IDSの議論に終止符を打てるか注目されてきたTRUST試験で、共に西川先生から解説頂きます。お楽しみに!

J-SUPPORT 2101試験は、ウェブベースアプリを用いた高齢者機能評価(GA)と質問促進リスト(QPL)を統合した介入プログラムを、通常ケアと比較した日本の多施設共同ランダム化比較試験です。化学療法の安全性や継続性、全生存期間、QOL、患者満足度等を評価し、高齢がん患者と医師間の効果的なコミュニケーションを通じた包括的アプローチの臨床的意義を実証しました。高齢がん患者特有の、多様なニーズに対するアプローチについてディスカッションします。

DANTE試験は、免疫チェックポイント阻害薬の奏効例における投与期間(1年休薬 vs. ≥2年継続)を比較した試験です。
治療の最適な継続期間という臨床的・社会的に重要な課題に取り組みましたが、登録困難により中止となりました。
投与期間に明確な指針がない今、このテーマの重みは一層増しています。本セッションで、あらためてこの難問を一緒に議論しましょう。

本年のASCOでは、血液分野においても多数のホットな議論が展開されました。なかでもctDNAによる微小残存病変の話題や、受容体チロシンキナーゼROR1を標的とした新規抗体薬物複合体(ADC)、白血病に起因する遺伝子発現を抑制する新規メニン阻害剤、さらには新規治療のなかった骨髄増殖性疾患に対する新規ペプチド模倣薬の話題など、新規治療薬・診断薬で盛りだくさんの話題をBOAJでご紹介します!

頭頸部領域からは3試験について議論します!
周術期治療関連で2試験(KN689試験とNIVOPOSTOP試験)取り上げており、頭頸部がんにおける術前・術後治療に大きなインパクトがあります。
もう一つはAR陽性唾液腺癌に対して国内で医師主導治験として行ったダロルタミド・ゴセレリンの第2相試験です。こちらは希少がんに対する貴重な治療選択肢につながる可能性があります。
是非、参加して一緒に議論しましょう!

CIPNに対する四肢冷却療法はガイドラインで一貫した推奨はない。このCECILIA試験は、パクリタキセル週1回投与された乳がん患者150例を対象に、13℃と25℃に四肢冷却を比較した試験である。治療終了時のPNQ GradeD以上発生率に有意差はなかったが、3ヶ月後の神経障害発生率は25℃で低かった。また夏季には13℃でのCIPN発生が高率となるなど、季節・皮膚温度が効果に影響し、「より強く冷やせば良い」とは限らないことが示唆された。

前立腺癌セッションでは昨年に続き愛媛大学三浦徳宣先生に2演題解説していただきます。一つは、HRR関連遺伝子変異を有する去勢感受性転移性前立腺癌に対するニラパリブとアビラテロンの併用療法の第III相試験(AMPLITUDE)です。PARP阻害薬と第2世代ARシグナル阻害薬の併用が去勢感受性転移性前立腺癌に対して有効であることを初めて示しました。もう一つは、デジタル病理AIモデルを活用した前立腺癌治療の効果予測に関する研究です。病理組織、臨床所見、AIによる解析を組み合わせた予測モデルにより、前立腺癌における過剰治療を回避できる可能性を示しています。

シスプラチン不適転移性尿路上皮がんに対する標準治療のひとつであるGEM+CBDCAに対してNIVO+IPIとの比較をした第3相試験を取り上げます。化学療法でもADCでもなく、免疫療法が尿路上皮癌1次治療の標準治療のひとつとなりえるか?注目の演題です。
もう一演題は非筋層浸潤膀胱がんにPD-1抗体薬であるSasanlimabをBCG注入療法との併用により効果を証明したCREST試験を取り上げます。BCG膀胱内注入療法とPD-1抗体薬の全身投与(皮下注射)という組み合わせも不思議な感じがします。こうご期待!!

消化管領域においては、多くの重要な試験結果が報告されました。その中でも特に注目すべき3つの試験を取り上げます。1.切除可能な胃癌および食道胃接合部癌を対象に、周術期FLOT療法にdurvalumabを追加投与する意義を検証したMATTERHORN試験、2.切除不能進行・再発HER2陽性胃癌を対象に、二次治療としてT-DXdの有用性を検証したDESTINY-Gastric04試験、3.II期のdMMR大腸癌を対象に、術後補助療法としてmFOLFOX6にアテゾリズマブを追加投与する意義を検証したATOMIC試験。いずれも日常診療や今後の治療開発に大きく影響する極めて重要な試験です。ぜひご参加いただき、エキスパートとともに議論を深めてまいりましょう。

消化器癌の肝胆膵領域では、膵癌と胆道癌からそれぞれ第Ⅲ相RCTの注目演題を1題ずつ取り上げます。膵癌では、局所進行膵癌を対象にTTFields療法をGEM+nabPTXに追加したPANOVA-3試験が、OSの有意な延長を示しました。TTFieldsは、がん細胞の分裂を“交流電場”で妨げる低侵襲的治療法で、すでに膠芽腫や胸膜中皮腫で承認されており、膵癌への応用が注目されています。一方、胆道癌では、切除可能胆道癌におけるupfront手術に対するNAC-GC療法の優越性を検証したGAIN試験が、R0切除率およびOSのいずれも改善する結果を示し、胆道癌にもついにNAC導入のパラダイムシフトを予感させる内容となりました。

メタバース交流スペース「BOAラウンジ」のご案内

「BOAラウンジ」は、オンライン上のバーチャル空間(メタバース)です。
メインプログラムであるZoom配信とは別に、講師や司会、参加者の方と自由に交流いただけるスペースをご用意しています。
パソコン・スマートフォンからブラウザで簡単にアクセスでき、特別なアプリやソフトのダウンロードは不要です。

📄 ご利用マニュアル(PDF)

▶ PDFをダウンロード

📺 紹介動画(約1分)

▶ BOAラウンジとは?

▶ 入室方法について

▶ リアクションの方法について

⚠️注意事項

・ご利用にはマイクとカメラの許可が必要です。
入室時にブラウザからアクセス許可を求められますので、「許可する」を選択してください。

スマートフォン・タブレットでのご利用を推奨します。
本ウェビナーをZoomで視聴しながらご利用いただく場合、パソコンとは別の端末でのアクセスが便利です。

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ライブ配信

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オンデマンド配信

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お問い合わせ先

本イベントに関するお問い合わせは以下までご連絡ください。

参加登録についてのお問い合わせ

Best of ASCO© 2025 運営事務局
担当:佐々木・竹田
問合せ先:boaj@sunpla-mcv.com

広告協賛・寄付についてのお問い合わせ

公益社団法人日本臨床腫瘍学会 事務局
問合せ先:jsmo@jsmo.or.jp

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